和歌山県和歌山市|ワクチン接種|犬・猫・ウサギ 他
tel.073-473-0901
健康診断
和歌山市坂田のたなか動物病院では、人間の診療と同様に専門的な技術や医療機器を駆使して診察します。言葉を話すことができないペットの体調不良の原因を特定し、迅速な治療へとつなげるためです。血液検査や尿検査、レントゲン検査などを行って内臓の状態や血液も確認し、病気の早期発見に努めています。
検査には軽い痛みや苦痛を感じるものもありますが大切なペットの健康維持には欠かせません。当院では年1回の健康診断を推奨しております。料金:8,000円~20,000円程度(税込)
身体検査
視診・触診・聴診を通して、全身の状態を確認します。皮膚、耳、目、歯の健康状態を見つつ、心音や肺音の異常も診断します。これにより、病気の兆候を発見します。
腹部レントゲン検査
腹部内の臓器の位置や大きさ、異常を確認するための検査です。腫瘍や結石、異物、臓器の腫れなどを可視化し、消化器系や泌尿器系の病気を発見することができます。
血液検査
血球数や内臓機能を詳しく調べるための検査です。血球検査では貧血や感染症を確認し、血液化学検査で肝臓や腎臓の機能、血糖値など調べ、内臓の疾患を発見します。
尿・便検査
尿では腎臓や膀胱、尿路の状態、便では寄生虫や腸内の健康状態を調べます。尿はpH値や蛋白質や糖を、便は消化器疾患や寄生虫の有無を確認することが可能です。
胸部レントゲン検査
心臓や肺の大きさ、形状、位置を確認し、肺炎や心臓の肥大、腫瘍の有無を診断します。骨や肋骨の状態もチェックでき、胸部における様々な病変を可視化する重要な検査です。
血圧測定
高血圧や心臓、腎臓の異常を早期に発見するための検査です。特に高齢のペットや慢性疾患を持つペットに対して重要で、健康状態を総合的に管理する際に欠かせません。
犬の代表的な病気
膀胱炎
膀胱炎は、膀胱に炎症が起こる病気で、主に細菌感染が原因です。頻繁にトイレに行く、尿に血が混じるといった症状が現れます。治療には抗生物質が使われることが一般的です。
症状 : 頻尿、血尿、トイレの失敗
外耳炎
外耳炎は、犬の耳の外耳道に炎症が起こる病気です。アレルギーや細菌感染、寄生虫が原因となることが多く、耳を頻繁にかく、頭を振るといった行動が見られます。放置すると慢性化し、聴力に影響を与えることがあります。
症状 : 耳のかゆみ、悪臭、耳垢の増加
関節炎
関節炎は、関節に炎症が起こる病気で、老犬や大型犬に多く見られます。運動や体重が増えることで症状が悪化し、歩くのを嫌がる、階段を上がるのが困難になるといった行動が現れます。早期の診断と治療で進行を遅らせることが可能です。
症状 : 足を引きずる、動きが鈍くなる、立ち上がりを嫌がる
皮膚炎
皮膚炎は、アレルギーや感染、ノミやダニの寄生によって引き起こされ、皮膚が赤くなる、かゆみが生じるなどの症状が見られます。症状が悪化すると脱毛や炎症が広がる可能性があります。原因に応じた治療が必要です。
症状 : かゆみ、脱毛、皮膚の赤み
猫の代表的な病気
猫風邪
(猫ウイルス性呼吸器感染症)
猫風邪は、ヘルペスウイルスやカリシウイルスが原因となる呼吸器感染症です。特に、子猫や免疫力が低下した猫にかかりやすく、 軽い症状から重篤な合併症を引き起こすこともあります。ワクチンで予防が可能です。
症状 : くしゃみ、鼻水、目やに、食欲不振
腎不全
猫の腎不全は特に高齢の猫に多く見 られる慢性の病気です。腎臓が機能不全を起こし、毒素が体内にたまることで、体調が悪化します。早期発見で進行を遅らせることが可能です。定期的な健康チェックが推奨されます。
症状 : 多飲多尿、体重減少、食欲不振、嘔吐
尿路結石症
尿路結石は猫の尿道に石ができる病気で、特にオス猫に多く見られます。排尿困難や血尿が見られ、早期の治療が重要です。放置すると尿が出なくなり、命に関わることもあります。
症状 : 頻尿、血尿、排尿時の痛み、トイレの回数が増える
糖尿病
猫の糖尿病は特に肥満の猫に多く見られる病気で、血糖値の調整がうまくできなくなることで様々な健康問題を引き起こします。インスリン治療や食事管理が必要となります。
症状 : 多飲多尿、体重減少、元気消失、食欲旺盛
歯周病
歯周病は、歯の周りの組織が炎症を起こし、放置すると歯が抜け落ちる病気です。口臭や歯茎の腫れ、歯のぐらつきが見られ、痛みや食欲不振を伴います。定期的な歯のケアが予防に効果的です。
症状 : 口臭、歯茎の赤み、よだれ、食欲不振